2024年6月15日(土)初夏の日差しを感じながら定義山の三角あぶらあげを食べるために車を走らせた。13時からの楽天の試合に間に合うために早めに家を出た記憶があるが国道48号は非常に混雑をしていた。おそらく愛子駅につながる交差点を超えた先で片側1車線に減少することで我先にといかんとする車たちが壊れたファスナーのようにぎこちない挙動で車線変更を行っているのが原因だろう。
宮城広瀬球場で小学生?が野球にいそしんでいるのを横目に見ながら多少スムーズになった流れに乗って車をしばらく走らせると「定義如来参道入口」という存在感◎、飾り気×な看板が見えてくる。看板に従って熊ヶ根の交差点を右折すると本格的に山道を走ることとなる。参道とはよく言ったものだ。熊ヶ根1という地名に恥じないほど熊が出そうな道を15分程度走ると「仙台環境開発大倉ダム2」に突き当たる。
通常ダムの土曜・日曜・休日に関してはダムの左周りのようだが訪れた日は工事中のため、右周りで対向車と交互での通行だった。レアな経験ができたと勝手に上機嫌になりながらも車を前に進めた。ダム上部道路は車一台が通れるほどの幅しかなく青い空に緑の山がダム湖に映りこむという景色を間近で見ることができ非常にノスタルジックな気分になった。ぜひ夏の入道雲を背景にセミの鳴き声を聞きながら車を走らせたいものである。
狙いの開店と同時の到着はできなかったが無事に山頂の「定義とうふ店」に到着。10時ころに到着したところ並ばずに購入はできた。(回転率が良いため並んでもそこまで時間はかからないというのは非常に良いと感じた)店の外観も新しく清潔感を感じる店構えであった。調理場の窓ガラスから実際にあぶらあげを作っているところを見ることができあぶらあげが大量に油に浸かっている姿を見るのも大変趣深かった。
三角あぶらあげと投入を購入し人席だけ空いていた日陰の席で朝食代わりのあぶらあげをいただいた。卓上に置いてある「七味にんにく3」と「醤油」を適量かけ、がぶりとあぶらあげにかみついた。七味が気管にに入り盛大にむせてしまった。味に関しては醤油と七味にんにくのコンボ+あぶらあげのジューシーさが上手いことかみ合って端的においしかった。
遅めの朝ご飯を食べ、せっかくなので定義如来を拝みに西方寺へ。向かっている際に事前情報を確認するためにHPを拝見。めちゃくちゃきれいで見やすくて驚いた。「定義さん4」という愛称?で親しまれているとのこと。山頂?ということもあり空気が澄んでおり、空が広いこと広いこと。山門、天皇塚、定義如来、五重塔と文化的に貴重な建築物が多く仙台に来たらあぶらあげと合わせていくべきである。
西方寺境内を散策すると地元密着で人々の憩いの「場」としての寺という役割をよく感じることができた。境内の中にひっそりとブランコやシーソー5が設置されており子連れの参拝客にも優しいつくりとなっている。友人が仙台に来た際には松島にばかり連れていくのではなく、今後は定義山も候補に入れようと思う。
パワースポットでパワーももらったし交流戦好調の楽天は今日も勝つでしょう6。ユニフォーム配布dayのため確実にもらえるように早めに球場に向かわねば。そう心に思いながら下山。非常に充実な午前を過ごすことができた日だった。
Simplicity | 内部SEO施策済みのシンプルな無料WordPressテーマ- 熊ヶ根という地名は「熊が根を張って暮らしている」という点から名づけられているのだろうか?今度調べてみよう。 ↩︎
- これまた歴史を感じる公共施設である。調べてみると昭和36年度に完成とのこと。着工から4年でここまで立派なダムができるのかと感心した。ダブルアーチ式コンクリートダムという型式のダムらしい。このあたりに関しても詳しくなりたいものだ。 ↩︎
- 買ってしまった。ごはんとか焼き鳥とかなんでも合いそう。我が家での活躍が楽しみである。 ↩︎
- 定義山から定義さん?という愛称ということだろうか。山岳信仰とかも含まれているのだろうか。古くは平家の末裔から約800年の歴史あるお寺とのこと。変わらず仙台の街を見守ってくださっていることに感謝。 ↩︎
- 白馬のおしゃれな見た目とともに上下だけでなく左右にも動くという機能性も兼ね備えている ↩︎
- 結局この日は広島東洋カープに3-4で敗北。勘弁してくれい。次は頼んます。定義さん。 ↩︎
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